臨時出竿の紹介 ~ ハワイホノルルフェスティバル出竿について
先日の記事では、竿燈祭り期間以外にも演技を披露する機会が1年を通じてたくさんあることをご紹介しましたが、今回はその中でも海外出竿についてご紹介したいと思います!
毎年3月にアメリカハワイでは、ホノルルフェスティバルが開催されております。
1995年3月に第1回の開催以降、毎年日本各地からさまざまなお祭り、芸能、武道・スポーツ、手芸などに関連した団体がハワイを訪れ、現地の人々に日本文化を伝えています。秋田竿燈祭りもその一団体としてご招待いただき、ここ数年だけみてもかなり高い頻度で参加させていただいております。
実際私も2016年と2019年の2回参加させていただきました。
気候も大変過ごしやすく、現地の方々もフレンドリーな方々が多かった印象です。また、日本からの観光客も多いため、聞こえてくる言語も日本語・英語半々くらいのイメージで、パスポートが必要な日本のはずれの島というような感覚でした。老後にこういう島国で生活するのもありだなぁ・・・と個人的には思ったりしました(笑)
さて、ここからは竿燈演技についてのお話です。
ホノルルフェスティバル当日、市内のコンベンションセンターやビーチ付近の大通りで演技を複数回実施しました。年に1度の大きなお祭りということもあって、各会場や沿道には多くの人でにぎわっていました。
竿燈の演技をするたびに大歓声があがり、演技終了後にも鳴りやまない拍手をいただくことができました。海外の人に竿燈まつりがどう映っているかはわかりませんが、きっと心に響いていることに違いありません。
このように臨時出竿を通じて、日本だけではなく、海外にも素晴らしい日本の伝統文化を伝えられることはとても誇りに感じています。
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、昨年は臨時出竿がほとんど中止となってしまいました。少しずつコロナの状況も改善してきておりますので、今年こそ竿燈祭り本番はもちろん、全国各地の臨時出竿を通じて、もっともっと竿燈祭りの魅力を発信していけることを心から祈っています。
(Y.M)