町内の紹介

上米町一丁目竿燈会は、まつりが発祥した江戸時代中期より竿燈に参加しています。
「うさぎの餅つき」の町紋を大切にし、伝統を守りつつ、新しいことを取り入れながら活動しております。 また、県内外で行われる竿燈のPR活動や、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
当会が最も大事にしていること、それは ” 仲間との絆 ” です。仲間が居なければ、祭りは運営できません。
仲間との親睦を深めることを常に第一に考え、竿燈まつりのみならずレクリエーション等も年間を通じ行っております。常に明るく楽しい笑いの絶えない町内です。
現在の会員数は、3歳~70歳くらいの合計約90名。会員皆が一つの「家族」となり、一年に一度の竿燈まつりでエネルギーを爆発させます。
会員一丸となって、まつり本番の際は子供から大人までエネルギーあふれる演技にどうぞご注目ください。

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町内の歴史

上米町一丁目竿燈会は、竿燈が始まった江戸時代中期から竿燈まつりに参加している町内です。

当時の町内は家督町といって特定の商品の専売権が与えられており、米町一帯は米・雑穀の専売権を持った町内でした。佐竹氏による湊城(現在の土崎)から久保田城への本城移転に伴い、慶長十八年(1613)に土崎湊穀丁の米小売商人が移住してできたと言われています。

なお、米町には「上米町一丁目」「上米町二丁目」「下米町一丁目」「下米町二丁目」の4つの町内があります。

昭和20年代の上米町一丁目竿燈会の小若のようす
昭和20年代の上米町一丁目竿燈会の小若
鈴木文明氏 所蔵


町紋の由来

竿燈まつりに参加する各町内竿燈会のそれぞれの紋章で、家でいう「家紋」のような存在です。
古くからの町内は、この「町紋」を大切に守り続けてきました。
竿燈に提げる提灯の表側には、各町内の町紋が描かれています。 また、着ている半纏の背中にも、多くの町内が同じ紋を背負い、町の代表としてまつりに参加しております。

上米町一丁目竿燈会の町紋は、日本の童話に出てくる「月の中での兎の餅つき」です。
古くから人々は太陽と月を神として崇拝してきました。また兎は月の精と考えられ古来から瑞兆(めでたさの兆し)や豊作の願いが込められています。

上米町一丁目竿燈会 提灯
上米町一丁目竿燈会 提灯

上米町一丁目竿燈会 提灯
上米町一丁目竿燈会 半纏



妙技会受賞歴

第74回(令和4年)  大若団体規定:優勝


第73回(令和元年)  囃子方:優勝


第72回(平成30年)  大若団体自由:優勝


第71回(平成29年)  大若団体自由:優勝


第68回(平成26年)  大若個人:優勝


第65回(平成23年)  囃子方:優勝