【追悼】沢山の想い出をありがとう
こんにちは。
秋田市内はすっかり梅雨入りし、毎日ジメジメとした日が続いております。
早く梅雨明けして竿燈まつりが来るのを楽しみにしている毎日です。
さて 先日6月19日(日)に 前秋田市竿燈会会長であり 当竿燈会顧問の鈴木文明さんが病気療養中のところ 永眠いたしました
ここからは追悼の意を込め、鈴木文明さんとのエピソードをご紹介させていただきます。
(以下はいつものとおり、文明さんと呼びます)
筆者と文明さんの出会いは、もう生まれる前?からのことです。
小さい時から一緒にあそんでもらい、昔から私の傍にいてくれていた、「おじいちゃん」のような方です。
物心ついた頃からはずっと背中を追っかけて過ごし、お家にお邪魔した際には、
夜遅くまで竿燈話に花を咲かせ、過ごしました。
社会人になってからは何度も何度も一緒に出かけ、お酒も歌も好きな文明さんと楽しい夜を過ごし、
竿燈でも何度も一緒に県外公演などにも行きました。
私が色々悩んでいた時期も、辛い思いをした時も、ずっと気にかけてくれていました。
持ち前の滲み出るような優しさと、面倒見の良さで、
当会はもちろん、たくさんの人たちに愛されていたと思っています。
年がら年中常に竿燈のことを考え、竿燈の事を教えてくれた文明さん。
まさに文明さんの人生は「竿燈一色」だったと思います。
3年ぶりの竿燈をどんなに楽しみにしていたかと思うと、悔やんで仕方ありません。
先日は会員一同、追悼竿燈でお見送りいたしました。
「俺 おだいだら(亡くなったら)、タナバタ(竿燈)やってけれな」
生前、会話の中で文明さんと約束したことを叶えることができました。
当日は竿燈日和の快晴、風も程よく「いいタナバタ」でお見送りできたのかなと思います。
まだまだあの笑顔で、そのうちヒョこっと出てくるのではないかというくらい実感が湧きませんが、
今まで本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
今後もお空の上から、ずっと町内を、竿燈を、お見守りください。
3年ぶりの竿燈まつりが、いよいよ残り1ヵ月あまりで開催となります。
文明さんの想いものせて、3年振りの気持ちものせて、特別な想いでまつりに挑みたいと思います。
引き続き応援の程、宜しくお願い致します。
(T.K.)